【子供の運動チェック!】ハイハイ上手にできたかな?

ハイハイ 赤ちゃんのからだ
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「ハイハイ」は基本動作の中でも特に大事な基本の一つ

「ハイハイをしないで立っちゃったのよね」「お座りばかりだったかな?」そんな声を聞くことがありますが皆さんいかがですか?
昔と今の住環境の違いからか(部屋が狭かったり、すぐ椅子やテーブルなどにつかまれるから…とか)つかまり立ちへの移行が速いなんて話もあるようです。
確かに1~2メートルも進まずにすぐに壁や家具がある部屋ではいくらからだの小さい赤ちゃんでも十分な広さとは言えないのかもしれません。
でも「しなくても平気なの?」「ハイハイって何のためにするの?」と気になりますよね。

「ハイハイ=はう」という基本の動きは「立つ」という動きに大切なだけでなく「くぐる」「登る」「持つ」…といった多くの基本の動きにつながる基本。
手の感覚や力の伝達、体幹バランスをつくるうえでもとても重要な動きなんです。

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え⁉じゃあしなかったらどうなっちゃうの?

ここで気になるのは発育の順番、それぞれができるようになった時期がそのあとどんな風に成長と関係があるのかということですよね。

結論だけ言うと不足していた動きを後で補完してあげれば大丈夫…なんですが、ハイハイは後回しではやっぱりもったいない。大きくなってからでは体が大きくなった分つらく感じてしまったり、苦手意識がついて育てにくくなってしまう動きでもありますからね。
乳児期にハイハイの動きでからだを育てておくと他の基本動作も身に付きやすくなるので「そろそろハイハイしないかな?」と気になったら積極的に遊びに連れ出してみましょう!

お手本を見るために同じくらいの月齢の子たちと遊べる環境(児童館など)に出かけてみることもおすすめです。ハイハイを見ることで刺激も受けますし、普段と違う雰囲気の空間に、あれなんだろう? 触ってみたい! と好奇心が刺激されてきっかけづくりが出来ますよ。

ハイハイを始めたら広いところでたくさん遊びましょう!

ハイハイで感覚と動きを育てる

自立歩行前のハイハイにはたくさんの魅力があります。

・手足で自分の身体を支える体幹のバランス力がつくられる
・力を伝達する能力、コントロールする能力を高める

・手の平や足の甲の感覚が刺激される
・方向感覚に多様性が生まれる
・自分のサイズ感覚、空間との関係が身につく

ちょっとイメージがわかないものもあるかもしれませんが、アクティブにハイハイ生活を楽しむことでこんなにもからだと動く能力が刺激されているんです。

乳児期にこれだけの刺激を受けたからだは自立歩行を始めても身のこなしが軽く、対応力抜群の感覚の基礎ができているのでさらに動くことを楽しむことができますよ。

<参考>36の基本の動き

成長とともに日常生活では手は細かい動きを中心に使うことが増えていくため、運動や競技において重要性のある手の感覚の多くは刺激を受けにくくなっていきます。
いざ育児を始めて腱鞘炎や腕の疲労に悩まされるお母さんが多いのも、手の力や使いかたをうまくコントロールする能力が低下していたり、出産後の骨盤のゆるみで手への伝達感覚が弱くなっていることも原因の一つです。

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抱っこのしかたで手への負担も減らせます。ご相談くださいね

乳児期に限らずジュニア期にかけて手足の感覚やコントロールできるだけの動きの引き出しをしっかり育てることは、大人になってからの健康にも運動能力にとっても大事なことなんです。

おとうさん
おとうさん

ハイハイってすごい!

手への伝達

首がすわって寝返りを始めると頭をあげるだけでなく、こんな風に手でからだを支えようとする動きが始まります。整体人のBaby運動プログラムではこの頃からハイハイの準備を始めていきます。左右の動きの違いや足の踏み込みポイントなど、お父さんお母さんができることもお伝えしています。このころから子供のからだを見る習慣がつくと変化に早く気づいてあげられる目が育っていきますよ。



右足のけりが強くてやっぱり斜めに進んじゃう

最近左手の動きがよくなってきたんです

なんて具体的に相談してきてくれるようになっていつも驚かされます。
早いことがいいわけではなく、ハイハイの期間が長いことでこの先のからだの成長、親子のコミュニケーションにおいてとても心強い運動になってくれます。

ハイハイの重要性が伝わっていると嬉しいです。
どんな工夫ができるかもアドバイスしています。
その一部を少しご紹介しますね。

ハイハイで動き回ろう!

ハイハイを始めたらとにかくたくさん動き回る!が基本ですが、ここは私たち親の出番。
動けるようになってきたら新しい刺激を用意してあげることで身体感覚や運動感覚がより育っていくので「腕の見せ所!」と張り切って取り組んでくださいね。

この頃は段ボール工作ばかりしてたな~

トンネルをくぐる
狭いところを通る
毛布の下をハイハイで進む

こんな感じなら段ボールや布一枚で用意できるし、子供にとっては障害物競争みたいでかなり楽しい遊びです。ほんの数センチの段差も初めての時は怖がったり転んだりする子も。この頃はとにかく反復、経験値の蓄積が大事。大人の腕の見せ所です。ハイハイをよりアクティブに楽しんでもらいましょう!

もちろん歩けるようになってからも「はう」を使った遊びや動きはたくさんできます。「くぐる」「もぐりこむ」という動きに発展させてもいいですね。

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娘の通っていた保育園では雑巾がけ競争を毎日やってくれました

雑巾がけとなるとハイハイよりぐっと難易度が上がります。うまく進めなくて何度も転んで顔を打ってしまう子、膝をあげて高這いになれない子、初めてでも走るように軽快に雑巾がけができる子…いろんな子がいました。同じ環境、同じ指導をうけていても基本のからだ作りができていたかどうかで違いが出てくるんですね。
幼児期のできないは「あれ、苦手かな?」というだけで、できないわけじゃないんです。3回でできるようになる動きもあれば、50回やってもうまくいかない動きもあります。それがその子の運動感覚の現れです。いろんな経験を積んでいくうえで早い時期に苦手に気づくことができたことをいいことだととらえてあげて一緒に取り組んであげてください。こういった経験が少ない回数で習得することができるジュニア期の能力にもつながっていきます。

是非お父さんお母さんには「気づいたら一緒に取り組む習慣」を楽しんでほしいと思います。身につける喜びを知ると、簡単にあきらめない気持ちも育っていきますよ。

まとめ

ハイハイをすることで育つ能力、あなどれないものばかりでしたね。

・手足で自分の身体を支える体幹のバランス力がつくられる
・力を伝達する能力、コントロールする能力を高める

・手の平の感覚が刺激される
・方向感覚に多様性が生まれる
・自分のサイズ感覚、空間との関係が身につく

こんな能力をはじめ「投げる」「打つ」といった競技能力にもつながっていく基礎にもなります。
ボール遊びができる公園が減ってしまって経験が少ないこともありますが、赤ちゃんの頃からこんな風に一つの成長を充実させてからだづくりをしておくことがその後の運動能力を大きく支えていきます。

やまのぼり
<岩山のぼり>

少しでも長く、多くハイハイができる環境を用意してあげたり、大きくなっても四つ這いで登っていくような動きにも積極的に挑戦させてあげてくださいね。

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